イラストのない文字だけの絵本が注目されているようです。
絵がないその絵本、その名も「えがないえほん」そのまんま
では絵もないのにそれ程に子どもを惹きつけ楽しませる絵本ってどんなものでしょうか?
子どもが好きな擬音満載
まず、この絵本にはこどもが大好きな擬音がとても多いです。
この本のルールはただ一つ。
「書かれている言葉は全部声に出して読むこと。」
意味のない言葉でもただその響きが面白いと言うだけで子どもたちはゲラゲラ笑います。
「ぶりぶりぶ~」
「おしりブーブー」
とかね。
特に低学年子どもや幼稚園、保育園の子どもにとっては楽しいと思える擬音ばかりなんでしょうね。
しかもそれを読むのが大人。
普段、そんなことを言ったら
「そんなん事ばっかり言わないの!」
とか
「やめなさい!恥ずかしい」
な~んて注意してくる大人が堂々と言ってのが子どものツボにハマるんでしょうね。
読み方の上手、下手は関係ない?!
絵本の読み聞かせって読む人によって上手い下手ってあると思うんです。
でもね、この絵本は普段真面目なお父さん、お母さんが読むことで余計におかしいのだと思いますよ。
ストーリー性のある物語はそれこそ抑揚をつけたり、声色を変えたり、ある意味役になり切って読むことで子どもを物語に引き込めます。
その読み方ひとつで子どもの集中力が全然違ってきます。
おなじストーリーを読んでいても絵本を読むのが上手な先生と下手な先生とでは子どもの反応が全然全然違います。
見ていてすぐにわかります。
でもこの本はどうでしょう。
おそらくどんな人が読んでも子どもの心をつかんでくれると思います。
また、1回読んでおしまいでなくて、何回でも楽しめると思いますし、どこでどの言葉がでてくるかわかっていても読み手が違うというだけで、この人の口からこの言葉が聞けると言うのが楽しいんじゃないかと思います。
普段は厳しい事ばっかり言ってる人にで是非とも読んでもらいたいですね。
何も考えず心から笑ってみる
話の内容的には特に意味もなくて、何かを教えるとか絵本を通じて何かを学ぶとかそういう難しいものではなくて、ただ単に声を出して笑うということが出来るって言うのはすごいことですね。
心から笑うって最近していますか?
子どもと一緒にいっぱい笑ってみましょう。
その笑顔にどれだけ喜びを与えてもらえるでしょう。
クリスマスプレゼントにも人気でアメリカで70万部売れ、その後翻訳されて日本で2017年11月21日に発売開始されまました。
まだわずか1か月しかたたないのに、10万部を超える売り上げを誇っています。
これからもじわじわと増えていきそうな予感ですね。
こんな楽しそうな子どもたちの笑顔を見たらこっちが幸せになりますね。
ただ、こんなにテンション上がってしまったら落ち着かせるのが大変ですね。
この本は決して寝る前に読まないようにお気をつけくださいませ。
絵本の読み聞かせの最強の人は私の中でこのお方です。
のぶみ先生の読み聞かせは本当に素晴らしいの一言です。なんてったって泣けるもんね。いや、本当凄いですよ。