在日韓国人の法事。準備が大変!嫁は嫌?楽しい家もある?

先週大阪に帰って父の1周忌がありました。

と言っても、我が家は在日韓国人なので法事にお坊さんを呼んでお経をあげてもらってみんなで料理を食べるというような流れではございません。

よく韓国人の長男の嫁に嫁いだら大変と言われますが、その由縁がこの法事の準備にあると思います。

韓国ドラマでも時々見かける光景です。

年1回の法事だけならまだしも、祭祀(チェサ)と言ってお正月とお盆にも同じように祀ります。

その準備がとにかく大変で困ってしまうお嫁さんが多いんでしょうね。

本国よりも在日韓国人の方がしっかりと法事をしていると言うことも聞いたことがあります。

本当のところはよくわかりませんが、在日韓国人である我が家は私が物心着く前からずっと40年以上同じやり方で母はやっています。

ある意味凄いですね。

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大変なことその1 大量の料理の準備

なんといっても大変なのはその料理の量です。

父の1周忌なので、今までで一番たくさんのお客さんがきます。

と言っても親戚だけですけど。

それでも親子だけの盆、正月と違っていつも以上の数を準備する必要がありました。

まずお肉です。

牛肉だけでこの量です。左上が焼肉、右上お供え用チョッカル、左下チャプチェ用、右下スープ肉。

お供え用のチョッカルという串刺しのお肉

こちらのお供え用のお肉はニンニクを使用しません。

なんでか知らなかったので調べてみると、お供え用の味付けにはニンニク、唐辛子は使ってはいけないそうです。

ニンニクや唐辛子は刺激が強過ぎてご先祖様が逃げてしまうとかの言い伝えがあるそうな。

イヤイヤ韓国人が大好きなニンニクと唐辛子やん。

生前死ぬ程食べてたやん、そんなアホな・・・って思うのですが、代々そうやってるのでそこは守らないとね。

すごくいいお肉です!

お客様の出す焼肉用、味付けしました。

こちらはたっぷりのニンニクが入っています。

絶対こっちの方が美味しいよね。

スープ用のお肉です。

私はこのスープ肉が大好きなのです。

今日より明日、明日より明後日に食べた方がお肉が柔らかくなって美味しいんですよね〜。

全部で牛肉だけで6キロありました!!

豚肉は写真を撮るのを忘れてしまいました〜。

蒸し豚をかたまりで買って、牛肉同様に串刺しにして焼いてお供えします。

それとは別に焼肉サイズにお客様用にカットします。

豆腐もブロックで買って切り分けて焼きます。

その後こちらも串刺しにしてお供えします。

もやしてんこ盛り(笑)

ほうれん草、もはや鍋に入りきれてません(笑)

でもこれも茹でると少なくなりますね。

ほら

ラップが被っててわかりにくくてすみません、チャプチェです。

今回お供え用の鯛は焼いてもらいました。

写真ございません。すみません。

そしてお客様への御膳がこちら

焼肉、蒸し豚、チャプチェ、ナムル(ほうれん草&豆もやし)、タコフェ、海鮮チヂミ、白菜キムチ、山芋キムチ、お造りそしてこれにうどんをつけます。

お客さんが来たら母はうどんを作り、私と弟の嫁二人と一緒に盛り付けて出しました。

4人いたらなんとかなりますね。

並べ方もあるんですが、父が亡くなって初めての法事で弟が並べたので並べ方めちゃくちゃだったみたいです。

あとから親戚のおじさんに正しい並べ方を聞きました。

正しい並べ方の写真・・・?!

すみません、ない。

もうホントにすみません。

大変なことその2 法事の時間が長い

お客さんの接待は弟が主なので私たちは席に着くこともなく、ほとんど台所にいます。

2時間以上台所です。

女ばかりの台所で母、叔母、そして小姑である私、そして弟二人の嫁。

これほんまに気の遣う家やったら地獄ですよ。

ウチは私が娘ってのもあるか気楽です。

そんなピリピリした空気もないし。

大体が母がなんでも「適当でいいで〜」が口癖みたいなので、適当にやってます。

お嫁さん二人は本当はすんごい気を遣ってしんどい?・・・いや、そんな風には感じないですよ、ホント。

法事の終わりの儀式も女はただ見ているだけで最後に3回礼して終わりです。

弟たちはお客さんと一緒に座ってお酌をしたりで話しますが、その間お嫁さんは台所でお手伝いです。

嫁いだばかりでなかなか馴染めないところで一人とかだとキツイですよね。

大変なことその3 大量の後片付け

終わった後の片付けもすごい量の洗い物です。

お客さんに出すお料理はお弁当ケースのような物を使ったので洗うのはうどんの鉢くらいですが、お供え用の器の洗い物が多いです。

しかもかさばる。

わかるでしょうか?

鯛やお肉がのっている銀の器です。

これがたくさんあります。

1日手伝っだけでも大変でしたが、母は前の日から朝鮮市場に買い物に行って、お客様のお土産を買いに何日も前にデパートに買い物に行ってと準備に追われていました。

父が亡くなる前はおじいさんの法事とお盆、正月の法事をずっとしていたので、40年以上年3回、120回以上やってるわけですよ〜。

おじいさん、おばあさんそれぞれの命日にやっている家庭もあるので少ない方かもしれません。

もっと大変な家庭もあるでしょうね。

法事の準備はとても大変だけど、家族が集まって美味しい料理を食べて、亡くなった人を懐かしんで思い出話が何年経っても出来る場があることは私にとってはとても大事な時間でした。

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本当に大変かどうかは嫁ぐ家によると思う

韓国人の長男に嫁いだら大変という話は法事のことなど見ても嘘ではないと思います。

ただね、それは家によっても全然違うと思うんです。

大変と思えば大変だけど、たくさんの親戚が集まって、子どもも楽しくワチャワチャ過ごして、美味しい料理をたくさん作ってたくさん食べて。

嫌な家族の中でこれをするのはホンマにしんどいし大変やしストレスですよ。

でも賑やかで楽しくて幸せと思える人もたくさんいると思います。

気を遣わない楽しい家族と一緒だったらすごく楽しいと思いませんか?

ただ、自分が韓国人の長男の家に嫁ぐとなると、どんな家庭かわからない最初は不安でたまらないやろうなとも思います。

日本人が韓国人に嫁ぐ場合は分からなくて当たり前、教えてください!って姿勢で入っていけば何でも教えてくれると思います。

ただ韓国人だとわかってるでしょ、そんな事も出来ないの?って言われたらどうしようってなりますよね。

私はそれが凄く怖かったです。

要領がわかってる分、余計にちゃんとしなきゃって思ってしまいそうで。

だから韓国人の長男の嫁にはなりたくないって思ってました。

でも法事のやり方なんて家によっても全然違うから何も知らない人と同じように教えてください!って心構えで行けば良いんだろうなって今なら思います。

最初から何でもできる人なんていないですし、その家その家のやり方、ゆっくり覚えていけばいいですよね。

そうやって自分もだんだんと家族の一員になっていくんだろうなって思います。

法事は毎年おじいちゃんの命日にしていたので、平日が多くて遠くはなれている私はほとんど参加できなかったので、父の命日で久しぶりに手伝いました。

父も私が手伝ってる姿を見て喜んでるだろうなって話ながら・・・

次はお正月です。1月1日にミョンジョルと正式にはいうそうですが、私たちは小さい頃から「メンジリ」といってる法事のようなものをやります。

「メンジリ」は済州島の訛りのようで大阪の生野区の人は「ミョンジョル」ではなくて「メンジリ」と呼ぶらしいですよ。

また正月に法事料理が食べられるのが嬉しいです~。

お客さんは来ないので小規模ですが。楽しみに帰りたいと思います!!

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