出典:写真AC
絵本が子どもとの時間をより豊かにしてくれると、こちらの記事で書きましたが、年齢によって絵本の楽しみ方は変わってきます。
年齢に合った絵本を選んであげましょう。
そこで今回は年齢別絵本の選び方のポイントをみていきたいと思います。
年齢別絵本選びのポイント
0~1歳
・ものの絵本
最初におすすめなのがものがシンプルに描かれているものです。
「食べ物」や「動物」、「乗り物」など身近なものがベスト!
言葉がほとんどなくても読み方の工夫次第でその可能性は無限に広がります。
ものの特徴や色、形を伝えて世界を広げてあげましょう。
・短いストーリー
最初はストーリーと言うより、言葉遊びのような、擬音があったり、リズミカルな言葉の繰り返しで楽しめるものがおすすめです。
展開がわかりやすく、スキンシップの取れるものが良いですね。
2~3歳
・興味を引き出して
子どもが興味を持ったものが登場人物に出てくるようなものを選びましょう。
動物が好きなら、動物の絵本、車が好きなら車の絵本。
繰り返して見ていくうちに、大人がビックリするくらい物の名前を覚えるのが早いですよ。
うちの娘はプリキュアが好きで、オールスターズの絵本を買って、歴代のプリキュア戦士の名前を早々と覚えたのにはびっくりでした。
友達の男の子は機関車トーマスの絵本が大好きでその登場人物をたくさん覚えていました。
まさに「好きこそもののじょうずなれ」ですね。
・繰り返しのストーリー
繰り返しのストーリー展開の絵本は子どもにも理解しやすくておすすめです。
年齢に合わせて、ストーリーが長いものでもだんだんと読めるようになってきます。
まずは簡単なストーリーのものから選んでみましょう。
子どもも大人も好きな絵や言葉のものが良いですね。
4~6歳
・好きなジャンルを見つける
言葉の面白さのあるもの、身近な生活を描いたもの、冒険もの、シリーズものなど、いろいろ幅広いストーリーを楽しみましょう。
その中で子どもは好きなジャンルを見つけ、リクエストするようになってきます。
ストーリー展開も楽しめさらには細かく何かを探して遊ぶタイプの絵本が増えてきています。
そういう絵本はとても集中して見てくれます。
大人も一緒に集中しないと探せないくらい細かいものも多いですよ。
じいじ、ばあばだと老眼鏡必須です(笑)
・メッセージ性のあるもの
話の内容も理解できるようになり、登場人物の気持ちになって考えることも出来るようになってくるので、メッセージ性のある絵本を選ぶことで絵本から大事なことを学ぶことができます。
子どもと一緒に考えられる絵本を選ぶようにしましょう。
その時、しつけをしようとか、寝かしつけによさそうとかあまり親の気持ちを優先させないように気をつけてくださいね。
ユーモアと夢のあふれる物語を選んで想像力や子どもの優しい気持ちを育んでくださいね。
以上、年齢別に絵本を選ぶポイントをご紹介いたしました。
それぞれの年齢に合わせた絵本を選んで、楽しい親子時間をお過ごしくださいね。