出典:イラストAC
「魔の2歳児」なんて言葉がありますが、イヤイヤの絶頂期が2歳ころなんですよね。
早い子では1歳を過ぎてしばらくしてから出始め、その後、3~4歳で落ち着いてくるようです。
目次
どうやって乗り越えた?我が家の作戦大公開!
基本はこれ!制しようとしないこと
まずどうにかしてやろうと思うその心が間違いだということに気づきます。
何にしても返事が「イヤ」になる時期。
「お片付けしよか。」「イヤ」
「ご飯食べよ」「イヤ」
「お着換えするよ」「イヤ」
「お風呂入るよ」「イヤ」
とまさにイヤイヤ期絶頂期は反対の事言っても「イヤ」と天邪鬼になります。
子どもの心の中でなにが起きてるのでしょう?
成長と共に自我が芽生え、それをうまくコントロール出来なくて周りからの指示や抑制がすべて「イヤ」という言葉で反応してしまいます。
言葉の発達も関係してきます。
言葉が出てくるようになりますが、気持ちを全て言葉で表現できないため、そのもどかしさからイライラが募り「イヤ」と反抗的な態度になるようです。
それと共に自分でやりたい気持ちが高まる時期でもあり、チャレンジするもののうまくいかずにイライラが全開になってヒステリックに泣いて「イヤ~ッ!!」って大泣きすることも。
イヤイヤ期は第一成長期です。子どもにとっては必要不可欠。
そんなことわかっちゃいるけど、全部イヤイヤ言われたら大人だって全否定されて本当に嫌になってしまいますよね。
どうにかしたいけど頭ごなしに怒ったり、一緒にイライラしてヒステリックになるともう地獄です。
ここは大人が冷静になって見守ることも必要です。
子どもの気持ちを受け止め、いったん受け入れる
「イヤ」と言われたらまず、一旦受け入れます。
「片付けしよう」「イヤ」と言われたら「オッケー!じゃあもうちょっと遊んでからね」と言うように一旦受け入れます。
その為には時間の余裕が必要になります。
本来の片付けしてほしい時間より少し余裕を持って早めに声かけると良いと思います。
その後しばらく遊ばせてまた「イヤ」と言うと「じゃあお片付けしないでいいよ。」と言うと天邪鬼だったうちの子はそれも「イヤ」と言ってました。
「じゃあ一緒に片付けよう」と片付けたり、「お片付け競争どっちが早いかなぁ~」と楽しく片付けられる提案をしたりして進めていくと案外あっさり片付けしてくれるようになるかもしれません。
どちらにしてもごねる時間を逆算してちょっと早めに声かけてちょうど良いくらいです。
褒めるところは褒めてあげる
靴を履こうとしてるのに早くしたいため手伝ったら「イヤ~!自分で!」と泣かれた経験はありませんか?
イヤイヤ期特徴でもある自分でやりたいのに人に触られてイライラ大爆発して「イヤー」を通り越して「キーーーーーー」って癇癪を起こすこと我が家でもありました。
出かける間際だから余計にこちらもイライラしてしまうんですよね。
そんな時の効果的な声掛けは?
「一人で頑張ってるなぁ。すごいなぁ。さすが!でもこの靴ちょっと難しいみたいやからここだけちょっと手伝ってあげるからこっち頑張って!」
とう言うようにちょっとだけ手伝わせてもらいますね。という感じで言うと気分良いみたいでした。
そして自分で出来たことを褒めてあげてください。
自分でやりたい気持ちを大切にしてやらせてあげると自分で上手に出来るのも早くなります。
最初が肝心!駄目なことは駄目と知らせる
スーパーなどでおもちゃやお菓子、欲しいものを握りしめて欲しい欲しいと寝転がって大泣きしている子どもをたまに見かけます。
子どもの気持ちを受け止め、受け入れると言っても何でも言う事を聞いたり、ワガママを通すと言うことでは決してありません。
ダメなことはダメと言い聞かす必要もあります。
一度でも泣いた時にそのやり取りがめんどくさいと子どもの言う通りに買ってしまうと泣いたら気持ちが通ると全力で泣くようになります。
「ダメなものはダメ!泣いても思い通りにならない」と繰り返し教えることでわかってくるようになってそこまで泣かなくなります。
公共の場でそれをやられると他の迷惑も考えてどうしたものかと悩む方も多いでしょう。
実際、大声で泣く子どものことをうるさい!迷惑!と思う方もいらっしゃるようです。
その時の対応として一旦、買い物の途中でもカートをお店に人に預けるなどしてその場を離れ、トイレや店外にでるなどして落ち着かせて話をします。
「どんだけ泣いても買わないものは買わない。そんなに大きい声で泣いたら他の人も迷惑だよ。何も買わずに帰る?ご飯も食べられないよ。」と冷静に伝えます。
この時は怒鳴るのではなく言い聞かせるように話します。
それでも泣きわめくかもしれませんが一度落ち着いて泣き止むまで待ってあげてください。
私はよく「泣いてもしんどいだけやで。泣き止んでみ。」と言うとしばらくしてなんとか自分で泣き止もうとします。
その後もう一度話をするとしっかりと理解してくれます。
そうやって泣いても無駄だということがわかると大泣きすることはなくなってきます。
約束してから取り組む
これはかなり効果がありました。
最初から約束をして取り組むと終わりの時にすんなり終われることが多くなりました。
スーパーのおもちゃ屋さんでひとしきり遊んだ後に帰ろうとしても何も約束しなった日は「帰るよ」と声をかけても「イヤ~」と言われ何回声かけるたら帰ってくれるねん!!てくらい遊び続けます。
でも最初から「遊んでも良いけどお母ちゃんが帰るよっていったらおしまいやで。わかった?もし帰るよって言ってもイヤだぁ~もっと遊びたいって言って帰らなかったらもう次来ないよ。」
とういう風に約束をしてから行くと、すんなり帰れることが多くなります。
区切り最初からつけてあげるという感でしょうか?
約束を守れた時は「すぐ帰ろって約束守れて偉かったわ~!約束守ってくれたからまた連れてきてあげるね。」としっかりと褒めてあげる事も大切です。
そのことで、約束を守ることは大切さを認識して、さらに褒められた経験を積むことが出来るので本当にイヤイヤと泣かれることが激減しました。
イヤイヤ期の対処法まとめ
- 制しようとしない
- 受け止め、受け入れる
- 褒めるところはしっかり褒める
- 駄目なことは駄目と言い聞かせる
- 約束してから取り組む
以上、イヤイヤ期の向き合い方をあげてみましたがいかがでしたでしょうか?
本当に子どものイヤイヤの数々にこっちがイヤイヤやで~と言いたく毎日ですよね。あまり無理せず、成長のひとつと大きな心でとらえて、上記を参考にしてもらって少しでも楽になったら嬉しいです。
気持ちだけでも軽くなればいいなと思います。
過ぎ去れば良い思い出?!笑い話になる日が来ます!!頑張っているママさんたちを応援しています。ファイト~!!