企業ムービーを見て子育てを考える 働くママに賞賛される?批判される?どうして???

企業CMを見てワンオペ育児について考えさせられました。詳しくはこちら
それに続きましてもっと前にサイボウズという企業のショートムービーが話題になりましたのでそのことについても考えてみたいと思います。

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賞賛される事と非難される事の違いは何か?

こちらの企業はワーママ応援ショートムービーとして「働くママたちに、よりそうことを。」第一弾『大丈夫』が
2014年12月公開され「泣ける」と話題になりました。

その動画はママのつぶやきも心を打ちます。
お子さんがお熱を出して迎えに行っているシーンから始まります。
「帰り道はほとんど走っている」
「送り迎えは私がするっていつ決まったんだっけ?」
「今日の会議は結構大事だったし、明日までにやらなくちゃいけないこともあって
でも今日は病院終わってるから明日の朝に病院いかなくっちゃ」
と病院の心配、朝熱が下がらなかったときの預け先の心配、お弁当つくってと段取りを
心の中でグルグル考え今日もまた寝れないなと暗い顔をしたときにふと抱っこしていた子どもが
「大丈夫?」「ママ、大丈夫?」と声をかけます。
その声に「私は大丈夫だろうか?きちんとお仕事が出来ているだろうか?」
「ちゃんと君を愛せているだろうか?」
「そして、自分を愛せているだろうか?」
と自問します。そして子供に、自分に言い聞かせるように
「大丈夫、大丈夫」といって歩き出します。

働く母親の子育てとそれを取り巻く環境をとてもリアル描かれていて
同じ環境のママたちに感動を与える作品になりました。

このサイボウズのムービーも以前にあげたムーニーのCM
子育てのリアルを追及しているところでは同じです。

ではなぜ一方は賞賛され一方は非難されたのでしょうか?

それはやはり最後のキャッチコピーにあると思います。

サイボウズは動画の最後に「働くママたちに、よりそうことを。」と応援目線のキャッチコピーが
かたやムーニーは「その時間が、いつか宝物になる。」と上から目線のキャッチコピーです。

このキャッチコピーを「働くママ」というところだけ「頑張るママ」に変えて
まるまるひっくり返したらどうなると思いますか?

もしかしたらムーニーが賞賛されてサイボウズが非難されることになっていたかもしれません。

同意、共感、寄り添うってとっても大事。

それをしてくれると本当に涙がでる。

スーパーのレジで「ママ頑張ってるね」なんて見ず知らずの人に
声をかけてもらえるだけで涙腺がやばいことになったのは
産後のホルモンバランスの乱れのせいだけではないはずです。

とにかくリアルに子育ての様子を描写してその頑張ってるママの姿、応援しています!
っていうど真ん中の人の心をしっかりと支えてくれるんですよね。

そしてどちらの描写にもあってどこにも書かれていなかったことで私が感じたことが
母親を救ってくれるのは旦那でも周りの人でも自分自身でもなく
目の前いる子どものような気がします。

まだまだ小さい頃は笑顔で母を癒し、
大きくなったら「大丈夫?」と声をかけるようになります。
その子どもの声にハッとして立ち止まり私は大丈夫だろかと振り返り
「大丈夫、大丈夫!」と自分に言い聞かせるように
歩き出します。
子どもを守っているようで守られているそんな風に思いました。

第二弾はどうして批判されたんでしょうか?

大きな共感を集めた作品の第二弾「パパにしかできないこと」
が翌年2015年1月に公開されたのですがこちらはその期待を大きく裏切って
共感できないと炎上してしまいました。

(同僚)おおさわー見てよこれ
(ママ)お、もうはいはいしてる? 笑、、、なにこれ、レロレロしてるー!!
(同僚)可愛いでしょ
(ママ)うん、かわいい~、、、あれ?もう預けてるんだっけ?
(同僚)行ってるよー、保育園。今朝も送ってきたし。
(ママ)お、イクメンしてるねぇ〜〜
(同僚)そうそう。。。結構いつも手伝ってるんだけどさ、なんかいつも怒られるんだよね。
(ママ)手伝うねぇ、、、、ありがたいと思ってると思うよ。
(ママの回想スタート)ただ、ママって大変だからねぇー。。。。でも、みんな本当にして欲しいのは、、、、
実はママのケアなのかも
どんなにパパが協力的でも結局ママにしかできないことが山ほどあって
(だっこしているママを背景に字幕) 「おろしたら泣く」
それは毎日のほんの小さなことだったりするのでパパに言うほどのことでも無いわけ
(ミルクをあげているママを背景に字幕) 「次は3時間後」
でも、働き始めると時間に追われるでしょ
(走ってお迎えに行くママを背景に字幕) 「走っておむかえ」
なかなか寝てくれなかったり
(廊下で抱っこして寝かしつけるママを背景に字幕) 「廊下100往復」
せっかく作ったのに、全然食べてくれなかったり
(食べさせているママを背景に字幕) 「もっと濃い味を出せ」
忙しい時に限って、すぐに熱を出すし
(会社で電話にでるママを背景に字幕) 「ウイルスの洗礼」
急いでいる時に限って、ぐずって動かないし
(お店の前で座り込む子供の手を引くママを背景に字幕) 「なぜいま立ち止まる」
疲れている時に限って、抱っこして欲しがったり
(子供を抱っこするママを背景に字幕) 「早くも15kg」
(回想終わり)
(ママ)そういうことをこなすのが、辛いってわけじゃないんだけど・・・とにかく、ママをいたわってあげてね
(同僚)おおさわ、、、大丈夫?
(ママ)そう!!そういうの!!優しい言葉一つで頑張れちゃうんだよねー。
(同僚)簡単だな。。。笑
(ママ)でも、そこが大事なんですたまには、奥さんのことギューッとかしてあげてください。
(同僚)いやそれはちょっと・・・
(ママ)何いってんの、奥様のこと抱っこしてあげられるのは、あなただけなんですよ
(同僚)あぁ、、、確かに
(字幕)働くママたちによりそうことを

まず「パパにしかできないこと」で
「ママを抱っこする事?」っていう部分でへ?なにそれ?ですよね。

そんなもんいらんわ!
ママを抱っこするくらいなら子どもを抱っこしろよ!って思います。

ママへのケアはもちろん大事だしそこは間違っていないと思います。
けどそれを優しい言葉をかけるとかぎゅっとするとかそんなことだけで解決ってことが
なんか間違っていると思うんです。

ほんまにいい加減わかってくれ!ですね。

そりゃ炎上するなと思いました。

それから手伝ってるのに怒られるってセリフがありますがその感覚がまさに
怒りのポイントでもあるのだと思います。

この映像で働くママはフルタイム勤務のようです。
仕事以外の子育て、家事も女がして当たり前の考えだから「手伝う」って言葉になってしまうんですよね。

それってやっぱりおかしいです。

手伝うじゃなくて分担です。

そこが全然わかっていない。

『子育て』は一体誰の仕事なの?

専業主婦にしたってそうです。
仕事が旦那のやるべきことならば家事は妻の勤めと言われるかもしれません。

それなら子育ては?
関わる時間の長い妻の仕事なんでしょうか?

でも子どもは二人の子どもです。

時間的にかかわる時間は少なくなるのは仕方にないとしても休みの日に関わることは出来るはずです。
母親しかできないことって出産と授乳だけです。あとは旦那が全部できます。
母乳育児にこだわらなければ出産以外はなんだって出来ます。
やるかやらないか。
上手くできるかどうかなんて数をこなすかどうか。
母親だって何回も何十回も何百回も泣かれてようやく少しずつ分かってきて絆が深くなってくるんです。
「ママじゃないと泣くから無理」
とか逃げてるんちゃうぞ!
お前の子どもやろ~!
そんなことで向き合う努力せんからずっと泣かれるんや!!
絆を深める努力せーよ!!って
声を大にして言いたい!!

旦那はいつ休むの?っですって?
じゃあ妻はいつ休むの?
休みの日にすべて子育てに捧げろとも言いません。
ただ、ただ、もう少し一緒にやりませんか?

一緒にやってる旦那さんもいるかもしれません。
そんな人にはほんと申し訳ないです。

でもね、どっかで
手伝ってやってる
って気持ちありませんか?
自分の仕事だからやるのは当然でやっているってスタンスですか?

それなら全然問題ありません。

でも手伝うスタンスだったらきっと出来なくても妻がやってくれるし良いやってなりますよね。

でも自分の仕事と思ってたら絶対そうはならんのですよ。
どんだけしんどくてもご飯食べさせなあかんし風呂にだっていれてやらなきゃですよ。
1日くらいご飯食べんでも死なんよじゃないんですよ。

自分の仕事と思っていたら責任が伴うんですよ。

この心の違いわかりますか?

私の知ってる人に子育てを二人の仕事って認識している旦那さんを一人知っています。

その方の奥さんから聞いた話ですが
仕事の帰りが遅かったのでいつもは旦那さんが入れてくれるお風呂を奥さんが入れたそうです。

そのちょっと後に帰った旦那さんの言った言葉。
「あ~遅くなってごめんね。大変やったな。もうちょっと早く帰れたら良かったな。
ごめんね。ありがとう~!!」
なんて素敵!
これ!これ!
私の求めてるの!!
お風呂入れるのが自分の仕事になってるから言えるセリフですよ。

全部が全部やって欲しいってわけじゃない。
出来ることから少しずつでも気持ちが嬉しい。

こんな旦那さんやったらさぞ幸せやろうなって思いましたよ。

休日は奥さんなんもせず子どものことも任せて朝もゆっくり寝ているそうな。

女が家事、育児するのが当たり前の時代ではなくなってきているとは言え
まだまだその大前提があるから「イクメン」なんて言葉があるんですよね。

父親が育児に参加するのが特別視されているようじゃ日本もまだまだです。

もちろん女性側も旦那さんがやって当たり前になっては駄目だと思います。

お互いがそれぞれにやってくれてありがとう!って気持ちをもって育児できればいいのになと
本当に心から願います。

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