私たちが子どもの頃はこんな暑い日があったか?と思うほど年々暑さが厳しくなっていますね。
ニュースでは熱中症搬送患者の人数が毎日のように報告されていて、注意を呼びかけられています。
そういう私も先日娘が夜中発熱して、変なことを言い出す症状があったのですが、翌日病院に念のため言ったらなんと熱中症を疑われました。
すごく注意していたのに・・・やはり大人の感覚と子どもの感覚は全然違うのでもっと注意しないといけないと思いました。
どう注意すればいいか、熱中症対策に役立つグッズなどをしらべてみました。
出典:写真AC
熱中症、注意する点は?
- 気温が高い日
- 湿度が高い日
- 風が弱い日
- 直射日光が強い場所
- 締め切った部屋
- エアコンのない部屋
- 急激に熱くなった日
このような条件で熱中症になることが非常に多いです。
気温が28℃の日でも湿度が75%以上になると熱中症の危険度が厳重警戒レベルまで上がります。
湿度が上がることで、汗がかきにくくなりうまく放熱出来ずに熱がこもって熱中症になってしまいます。
日差しがなくて気温が高くなくても湿度が高い時は要注意ですよ。
熱中症予防のポイント
- 部屋の温度をこまめにチェックし、室内温度28度以下、湿度50~60%を保つ
- のどが渇かなくてもこまめに水分補給する
- 通気性の良い服装、日よけ対策を
- 無理せず、適度に休息する
- 地面に近いほど温度が高いので子どもは特に注意する
- 暑さ対策グッズをうまく利用する
- 外出時は必ず帽子を被る
熱中症とは、暑さの影響を受けて体調が悪くなる状態を総称したものです。
体温を調節する機能がうまく働かない場合に起こります。体温調整が未発達な乳幼児やお年寄りは特に注意が必要です。
めまいや立ちくらみなどの軽い症状から、意識がなくなったり、痙攣が起こったりする重症なものまであります。
熱中症になった時は涼しい場所に移動して水分、塩分を取り、身体の熱を下げましょう。
こまめに水分を摂っている人でも熱中症になるケースがあります。
塩分不足が原因です。
体内の塩分が少なくなると、身体は汗や尿などのナトリウムの排出量を制限します。
同時にナトリウムの量に合わせて水分量を調整するので体内の水分量が少なくなります。
体内の水分量が減ると、血液の量も減りますので、脳へ送られる酸素が不足し、めまいやふらつきが起こるのです。
水分だけでなく、適度な塩分を市販の塩飴や塩タブレットで補うことが大切です。
ただ、塩分も必要といって塩分の過剰摂取も心配です。
子どもなどはたくさん汗をかいた時は、赤ちゃん用のイオン飲料や経口補水液を使っても良いかもしれませんね。
熱中症対策グッズを上手に利用しましょう
子どもの熱中症予防のために、冷却グッズなど様々な商品がありますのでそれを使って対策してもいいですね!
冷却シート
ベビーカー、チャイルドシート、抱っこひも、どのシーンにも活躍しそうですね。
子ども自身にリュックみたいに背負わせることもできるようですねl
帽子ひんやりシート
使用直前にシートを取り出し、直接帽子に貼って使用します。
肌に触れる部分が冷たく感じます。
頭が暑いと怖いので、帽子&涼感で熱中症を予防します。
ベビーカーの日よけ
こちらの商品は熱中症対策というよりは日よけ、虫よけになりますが、赤ちゃんの肌を強い日差しから守ることができますよ。
経口補水液
飲む点滴ともいわれるほど、電解質と糖分のバランスが考えられている経口補水液。
脱水症状になる前に少しずつ飲むことで熱中症を予防しましょう。
おうちにあるもので代用して熱中症対策
ケーキ屋さんでくれる保冷剤をガーゼでくるんで、抱っこひもの背中のポケットに入れたり、子どもと密着している抱っこひもの間に入れるだけで随分暑さが和らぎます。
タオルに保冷剤をくるんで、首に巻くとかなり涼しく感じます。
ただ子どもにするときは首が閉まらないように絶対に気をつけてくださいね。
少しでもやばいと思ったら涼しいところにすぐに移動して休憩してください。
暑い夏を少しでも快適に過ごして、熱中症にはくれぐれもご注意くださいね。