以前子どもにとって絵本を読み聞かせることが、とても大切という事をこちらに書きました。
と言っても結構絵本って高い!そしてどんな絵本を選んだら良いのか迷ってしまうと言う事もあると思います。
そんな時、おススメなのが図書館を賢く利用することです。
出典:写真AC
図書館を利用してたくさんの本に触れる
図書館にはとてもたくさんの本があってその空間にいるだけでもワクワクしてきますよね。
しかも冷暖房もしっかり効いているので快適に過ごせます。
子どもの絵本がたくさん置いてある場所は子どもが座りやすいクッション性の椅子があったり、畳のお部屋の図書館もあるようですよ。
図書館には本以外にも、紙芝居や雑誌、DVD、CDなどの視聴覚教材も借りられるところもあります。
大いに利用しましょう。
子どもの絵本の上手な借り方
私の住む町の図書館は一度に10冊借りることができ、期間は14日間です。
最初は欲張って10冊まとめて借りていましたが、これが失敗でした。
毎日寝る前のお楽しみに読んであげるのですが、保育園でお昼寝をしそびれた日はベッドに入るとすぐに眠ったり、病院に行って寝る時間が遅くなったりして読み聞かせ出来ない日もあるのです。
そして気に入った絵本は何度も読んでと持ってくるので、結局借りた絵本を期間内すべて読むことが出来ないことも。
だから一度に借りる本の数を5~6冊に絞ってその間、何回も読んでほしいと言う本を繰り返し読んであげたら良いですね。
そうしてお気に入りの本が見つかってきます。
何度読んでもお気に入りで、さらに返却した後もその本を借りたいと言ったら、購入を検討してもいいかもしれませんね。
私は子どもが好きな本を3冊、私が読んであげたいと思う本3冊の合計6冊を借りることにしました。
子どもが借りたいと自分で選んだ本のチョイスがどれもこれも絵が可愛くない。
おばけとか、魔女とか、芋虫とかおどろおどろしいものばっかりチョイスしてきます。
何か病んでるのか?ちょっと心配ですわ。
こども読書通帳をつける
私の住む街の図書館では、乳幼児、小学生までの子どもは「こども読書通帳」を作ることが出来ます。
その案内の言葉が素敵ですよ。
この通帳はお金ではなく、読書の記録を貯めるものです。この通帳にたくさんの知識や感動を貯めて、心を豊かにしてください。満期になった通帳は一生の宝物となることでしょう。
読んだら自分で「本を読んだ日」「本の題名」などを書き込みます。
☆が3つついていて、お気に入り度を付けることが出来ます。
通帳を広げると5冊ごとにメッセージ。
- じぶんのペースで読もうね。
- お気に入りの本は見つかったかな?
- 本はともだち
- やったね!はんぶんたまったよ。
- ☆3つの本は何さつになった?
- ここまでで一番好きな本は?
などなど振り返ることができる粋な計らいになっています。
モチベーションがあがるのでいいかもしれません。
小学生くらいの子どもが自分でつけるのはとても楽しいですね。
乳幼児はママやパパがつけてあげる必要があります。これを付けることでお気に入りが見つけやすくなると思います。
何度も催促されて読まされた本は、☆を塗っていくとお気に入りがわかりやすいです。
記録を残すことで、どれだけ読んだかわかります。
それは子どもが読んでもらい、知識と教養がたまっていくのと共に、ママとパパが子どもに読んであげた関わった時間の記録でもありますね。
そんな知識と感動と親の愛が詰まった「読書通帳」
素敵ですね~。
めんどくさがりな私がいつまで続くかわかりませんが、娘のために、ちょっとつけてみようと思います。
図書館のイベントに参加してみる
おはなし会などのイベントを毎月行っている図書館がほとんどです。
子どもと絵本を身近なものに感じるきっかけとして、そういったイベントに参加する事はとても良いですね。
お母さん以外の先生や大人が絵本を読んでくれる方が集中することもありますよ。
読み聞かせが苦手という方にはそういったイベントに参加して、絵本の読み方を参考にされても良いかもしれません。
おわりに
たくさん絵本と触れ合って楽しく読んで、将来本が大好きな子どもになってくれると良いですね。
子どもの絵本を選ぶのと一緒に、たまにはパパ、ママも図書館で本を借りてみてはいかがですか?
ビジネス本でも、雑誌でも、小説でもなんでもオッケー。
子どもが寝た後のお楽しみで読書時間を大人も作って、親子共々知識と教養を深めて素敵な時間を過ごしましょう!!