幼児教育無償化は問題だらけじゃないかとアホな私が考えてみた

先日書いた幼児教育無償化についての記事がたくさんの人に見られているようで、なんだか私のアホな感じが露呈している記事でお恥ずかしい限りです。

その時に書いた内容よりも更に早い段階でもしかしたら実現するかもしれないということを安倍晋三首相が番組内で明言したようです。

安倍晋三首相(自民党総裁)は22日夜の日本テレビの番組で、衆院選公約に掲げた幼児教育の無償化の時期について「2019年度予算において5歳児からの無償化をスタートし、20年度予算で3~5歳児に対して無償化を行っていく」と明言した。

また、20年度までに32万人分の受け皿整備を目指す待機児童対策についても「消費税引き上げと関わりなく、前倒しで進める」と語った。

ライブドアニュース

本当に実現するんでしょうか?

前にも書きましたが問題点がいっぱいあると思うんですが、この幼児教育無償化について本当の問題点はなにか、一児の母として、元幼稚園教諭の立場として考えられることを書いていきたいと思います。

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幼児教育無償化の問題点は?

財源の確保

以前にも書きましたがやはり一番の問題点は財源の確保だと思います。

消費税増税分の2兆円を幼児教育無償化に充てるとされていますが、それまでの国の赤字はどうやって清算していくのでしょうか?

消費税引き上げと関係なく32万人の受け皿整備を目指す待機児童対策も20年までにとあります。

すごく簡単に言うけれど、じゃあその財源どこから出してくるの?

出すからにはどこからか絞らないと回らないのですが、また国民からいろんなところで増税という形になるのでしょうか。

待機児童問題は消費税増税と関係なくと言ってますが・・・

では次は何税が上がるのか?
しかも待機児童問題は幼児教育の無償化のように単純に何人いるから予算がいくら必要とわかる金額じゃないです。

幼児教育の無償化は今現在通っている子どもの人数×保育料、保育園や幼稚園に通えていない人数×保育料で予算がある程度正確に簡単に割り出せますが、待機児童問題となるとかかってくる予算は未知数な部分があります。

保育園の新設、保育士の確保が必要になってきます。後に書きますが保育の質の向上には保育士の給与を上げることも必要になってきます。

待機児童問題って簡単に言うけれど結構問題は複雑で簡単には解決しない問題だと思います。

誰もが希望している保育園に入れるわけでもなく、娘も第3希望の園になんとか入れた状況です。

兄弟で別々の保育園に通っている人もいます。

表立っての数字とは違う意味での隠れ待機児童の数を計測したらそれはもっとすごい数になってきます。

それを考えると本当に実情を見ているのかな?と疑問が浮かびます。

保育の質の向上

預ける親にとって保育園の保育の質の向上は最優先されるべき問題であると考えらます。

無償化になり、定員が増えたり、保育士がギリギリの人数で働くことになり目が行き届かなくなると言う事態に陥ることはないかと懸念されます。

まだまだ記憶に新しい兵庫県姫路市の認定こども園だった「わんずまざー保育園」のことをみなさんは憶えていらっしゃいますか?

定員46名のところ、実際に通っていた園児の数は70名で、定員数の給食を分け与えていた為園児はごく少量の給食しか食べられなかったと報道されました。

不正だとはわかっていても、多くの親が市ではなく直接園と交渉して入園していたのです。

それくらい逼迫している待機児童問題ですが、無理に入園して自分の子どもが、こんなひどい扱いを受けていたなんて思ってもみなかったでしょう。

正規に入園していた子どもたちの親もこの実情を知り、唖然としたことだと思います。

保育園が無料になる事はとてもありがたい事です。

ただ、無料なら何でもいいか?と言われたら答えはノーです。

保育士の人材確保も大きな課題になると思います。

子どもと楽しく遊ぶだけの仕事か?と思われる方も中にはいるようですが、保育士の仕事は子どもの命を預かる仕事です。

幼児期における子どもの関りは一生を決めるとても大事な時期です。

その時期に大きな愛情を持っている保育士の元で、家庭以外で安心して遊んだり、お友達を関りを持てたり、躾を学んだりする場として、保育園や幼稚園はとても大事な場所になってきます。

ただ、「子どもが好き」だけでは出来ない仕事です。

私も自分が経験してきてその大変さがよくわかります。

公立の先生方は残業もあまりないのかもしれませんが、私立の幼稚園勤務の先生方は残業も当たり前、労働基準法違反しまくりの園もあるでしょう。

実際私が勤めていた園も朝は7時半から夜は毎日20時以降なんて当たり前、行事前は終電で帰る日も多々ありました。

時給計算したら200円くらいとか・・・

それでも子どもの事を想うと辞められない!担任を受け持った以上は1年はなんとかやり過ごさなければ!!と心身共にフラフラの環境の中働いていたこともありました。

そんな状態で質の良い保育ができるでしょうか?

上辺だけの政策ではなく、しっかりと問題を見つめてそれに向けてどのように進めていくのか、抽象的な言葉ではなく、具体的に誰もがわかりやすい言葉で説明してもらいたいです。

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今回の幼児教育無償化で子育て世代の消費は拡大するか?

この制度で子育て世代の消費拡大を期待しているようですが、実際にその効果はあるでしょうか?

教育格差をなくすというのが目的ですが、今現在でも、低所得者や母子家庭の世帯はすでに保育料は無料になっておりこの制度が始まっても恩恵をうけることはできません。

中、高所得者の方は実際に無償化になればその分を習い事を一つ増やすなど考えられると思います。

そうすることによって更に教育格差が広がるのではないかと思われます。

習い事を増やすなどしてある程度の消費は増えるかもしれませんが、それ以上に将来の学費などの貯金に回す人も多いのではないでしょうか?

お金が入ったから使うという概念はあまり起きないようになっているような気がします。

無償化よりも考えて欲しい政策

それ以上に入るお金を増やす働きを何とか考えていただきたいです。

103万の壁とか106万の壁とか130万の壁とか色々言われていますよね。

働いただけ入ってくるのとは違って130万を超えたら社会保険料が発生して手取りが働いている時よりも少なくなるという摩訶不思議な現象が起きるので、超えるならそれ以上にどんどん稼げ!って話なんですが、その狭間がめっちゃしんどいんですよね。

今、私その狭間であがいてるところです。

アップアップですよ。

多分一番損してる。

もっと頑張れというけれどこれ以上もう無理。

賢い人はギリギリのところまで働いて調整してるんでしょうね。

そういう人の労働力ももったいないなって思ってしまう今日この頃です。

話がずれてきましたね。

とにかく、無償化は良いけれど、本当にしっかりと考えて進まないとえらいこっちゃになるの目に見えてるでって話です。

特に子育てを終わった人にとっては、この政策はっきり言ってどうでもいいんじゃないでしょうか?

小学生以上の子どもを持つ人は何一つ良いことないですよね。

未来の子どもが優秀に育つ?

それだったら無償化ではなくてもっと他のカリキュラムを考えるなり、義務教育である小学生、中学生にお金をかけたほうがよっぽど優秀な子が育つんじゃないかと思います。

まとめ

幼児教育の無償化は実現に向けてはたくさんの課題があります。

  • 財源の確保
  • 待機児童問題
  • 保育の質の向上
  • 保育士、保育園の確保

これらを全てクリアできるのか考えたら、ちょっと難しいだろうなと思います。

どうか、どうか見切り発車的な後先考えずスタートするのだけはやめてもらいたいです。

選挙も終わり後はもうどう進んでいくか見守るしかないですね。

いろんな意見があっても、きっと届かんのでしょうね。

ここで私が叫んでも意味がないのかなぁ・・・

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