アイデアを出して気楽に楽しく離乳食でもご紹介しましたが、基本的にはそれ程神経質にならなくても大丈夫な離乳食でもこれだけは気を付けないといけないというポイントがいくつかありますのでそちらをご紹介いたします。
初めて口にする食品は1日1品目にする
赤ちゃんが生まれて初めて食べる食品は1日1品目にしてその食材が本当に大丈夫かどうか身体の変化、発疹がでてこないか、便の様子はどうか見ながら少なくとも同じ食材を3~5日は与え続けて様子を見てください。
何も変化がなく食べられるようになったら次の食品にすすみましょう。
もし何か変化があっても初めて食べるものが1種類以上あると、どの食品にアレルギーが出たのかわからないためアレルギーの食品を特定することが難しくなります。
離乳食を開始するのは平日が良い
これももし何か変化があった時にすぐに対応するためです。
食品のアレルギーが出るのが大体食べてすぐ~2時間後くらいと言われています。
急激なアレルギー症状が出たときに病院の受診時間内のほうが何かと安心です。
初めての離乳食の開始をパパのいるお休みの日にしたいところですが、そこは身体の事を考えて平日にすることをおすすめいたします。
初めて口にする食材がある時も念のため平日からのスタートが良いと思います。
どういう食品にアレルギーが多いのか把握する
食物アレルギーの心配をする方が多いと思いますが、特にどのような食品にアレルギーが多いか知っておくことで、その食品を食べさせる時にいつも以上に注意することができますのでそれをご紹介いたします。
特に発症人数も多く重症化しやすい食品は、食品表示法で必ず表示が義務付けられている
「特定原材料7品目」として
- 乳
- 卵
- 小麦
- そば
- 落花生
- えび
- かに
があります。次に表示が推奨されている
「特定原材料に準ずるもの20品目」として
- あわび
- いか
- いくら
- オレンジ
- キウイフルーツ
- 牛肉
- くるみ
- さけ
- さば
- 大豆
- 鶏肉
- 豚肉
- まつたけ
- もも
- やまいも
- リンゴ
- ゼラチン
- バナナ
- ごま
- カシューナッツ
があります。以上の27品目の食品はアレルギー症状が出ることが多いので初めてあげるときはしっかりと様子を見てくださいね。
特にそばは重篤なアレルギー症状がでることもあります。命の危険に関わることもありますので我が子は大丈夫と安易に考えずに慎重にすすめていきましょう。
離乳食完了期からと記されるいる本もありますが心配ならば2歳になってからでもいいと思います。
はちみつは1歳までは与えない
2017年3月に生後6か月の乳児がはちみつを摂取したのちボツリヌス菌により死亡した事案を受けて、同年4月7日に厚生労働省や消費者庁が公式Twitterで1歳未満のはちみつの摂取を控えるように注意喚起しました。
ニュースにもなりましたので多くの方に1歳未満のはちみつの摂取が危険だということが知れ渡りました。
乳児は腸内環境が整っていないので、ボツリヌス菌を処理できない赤ちゃんにとっては危険な食品になります。
腸内環境が整うまでは「生」の食材も避けて火を通したものを与えてあげてください。
お刺身なども避けたほうが良いですね。
ちなみに、はちみつは加熱してもボツリヌス菌が死滅しませんので加熱しても1歳になるまでは絶対に与えないでください。
まとめ
- 初めての食材は1日1品目
- 病院の空いている平日にスタートする
- アレルギーのリスクのある食材を知っておく
- はちみつ、生ものは1歳を過ぎてから
以上を頭に入れて離乳食をすすめていけばそれ程神経質にならなくても大丈夫!
お口の周りにいっぱいつけて可愛いお口で食べる離乳食!その時間を楽しんでくださいね。