あなたの番ですスピンオフドラマ「扉の向こう」2019年8月11日に配信されたのは204号室の西村淳の物語でした。
8月11日はあなたの番です本編の16話が放送され、また新たな犠牲者が意外な形で現れました。
本編は謎が解決するどころかどんどん迷宮にハマっていく感じで驚きを隠せません。
そしてその本編でもちょっとずつ怪しい雰囲気を醸し出してきた西村の部屋は注目が集まりますね。
彼がどういう人物か、ネタバレ、感想を書いていきますね。
あなたの番です「扉の向こう」204号室西村淳のあらすじネタバレ
今回もインタビュー形式で進んでいきました。
西村のお店で働いている、柿沼、妹尾、シンイーが答えています。
西村の印象を聞かれ同時に別々の答えです。
簡単な面接を西村の家で行うことになり、その面接での西村の態度が人によってコロコロと変わっていたので、それぞれに印象が違うようでした。
まず妹尾ありさの印象は「気味悪い」です。
面接の時に、何回もなるスマホの電話を無視しし続けて、その後、家の固定電話にもかかっていきますが、それも受話器を上げてもすぐに下す、挙句の果てには電源から切る始末。
部屋の窓に石をぶつけられても顔色一つ変ええずに普通に過ごしています。
妹尾あいりいわく、店を出しては潰して繰り返しているので恨まれてもおかしくない。
それなのにビビった素振りを見せないのが気味悪い。ということでした。
柿沼の印象は「かわいい」でした。
あいりの後に面接するとあからさまにおびえる様子で、履歴書を見る手は震え、いきなり、キッチンで顔を洗い出す西村。
どうしたのかと聞くと、麻雀アプリで「九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)で上がった」あまりに珍しすぎてこれで上がった人は死ぬとめちゃくちゃおびえまくっていました。
それを見て大笑いして、その様子が可愛いと思ったようです。
シンイーは「毀誉褒貶(きよほうへん)」と答えました。
意味は良い評判悪い評判様々ということでした。
社長のことは一言では言えないと。
新メニューをみんなで開発するときの対応が一番わけわかめだったと振り返りました。(わけわかめって言い方がシンイーらしくて可愛かったです)
社長が経営しているタピオカ屋さんをつぶして新しい次に来るブームを考えようとまた社長の家に集まった時のことでした。
3人で話しているとインターフォンがなりました。
見ると誰も映っていません。
玄関まで西村が見に行くと叫び声とともに男が乗り込んできました。
男は西村が経営していたタピオカ入りセンブリ茶屋の店長です。
もともとはイタリアンのシェフでイタリアで何年も修行して、日本で下積みをしていた時に、西村が店をやらないかと持ち掛けてきました。
でも店を開いたらタピオカ入りセンブリ茶屋だったのです。
タピオカブームが来て急遽業態を変えたとか。
イタリアンのシェフになるはずだったのに・・・
でもタピオカ屋さんで儲かったらイタリアンのお店を出してくれる約束だったのに、急に店を潰してクビにするなんて、それでも血の通った人間かぁ!!とめちゃくちゃ怒っていました。
そして半月包丁(ミンチングナイフ)を突き付けて謝罪を要求します。
その時に見ていた、柿沼、妹尾、シンイーも謝罪したほうがいいと促します。
すると西村は退職金払うからと言って財布からお金を出します。
10万出して半分くらいだけそっと椅子におきますが、全員の視線がくぎ付けです。
え?それだけ?って言う雰囲気だったので、ドンドンお金を足していき、最後は千円札まで出していました。
財布の中を全部出したのですが、「おい!!」とあいりに突っ込まれ「これ以上は銀行行かないと」と悪びれずに言います。
人を人とも思わないような態度の西村でしたが、ある一言で豹変します。
「一家心中します。」
そういわれて明らかに動揺します。
何かを思い出したのか、一瞬時が止まったように考え込んでから
「馬鹿野郎!!心中するくらいなら今ここで俺を殺したほうがマシだ!!違うか!!」
と逆切れしました。
そして
「心中するといったことを撤回しろ」と諭します。
泣きながら
「自ら命を絶つなんてそんなバカげたこと絶対しないって誓え」と迫ります。
ここまで追い込んだのんはあんたじゃないかと言われると、
「馬鹿だなぁ。きみは。どこが追い込まれてるんだ?料理人の命を脅しなんかに使う前にそこに立って俺を満足する料理を作って見せろ!」と西村は言い聞かせます。
「チャンスくれるんですか?」
という問いに
「心中するって言葉、撤回しろ!」
「はい」と言って男性は泣き崩れます。
「うまい飯つくってくれ」
そういって男はキッチンに立ち料理を作ります。
あいり、柿沼、シンイーにも残って試食係をお願いしました。
「腕は確かだからさ、彼・・・名前なんだっけ?」と最後までいい加減な西村でした。
あの時のイタリアンは美味だったなぁと振り返る3人。
結局新しい店の店長に彼がなりそうだと話していました。
あいりが店長の印象を総称して「社長は気味わりーけど、でも極悪人って人じゃなさそう」
答えていました。
インタビューをしている人はいつもは映らないのですが、最後の最後に、この話を聞いている人が映ります。
そしてその人がこう聞きます。
「本当にそうかな?悪人じゃないって本当に言いきれる?」
その言葉を放ったのは南雅和です。
3人の表情が一気に曇り柿沼は
「なんだお前!」と怪訝な表情を浮かべます。
その後に
「信じるか、信じないかはあなた次第。」と指さします。
その後いつもの軽い雰囲気にもどり
「突っ込んでよ~!!それ、都市伝説のやつ~って」
テンション高く切り返します。
意味不明や笑えないと厳しい意見を言われて
「きびし~い。だから売れないんですよね。先輩!!勉強になります。
お話、ありがとうございました。」と軽く返していつものヘラヘラした笑顔で立ち去っていきます。
しかしエレベーターに乗ったとたんにその笑顔も消え、怖い目つきになり、行先ボタンを押しました。
南の住む5階ではなく、2階を押して・・・
先ほどの笑顔はどこにもなく、冷たい表情のままエレベーターが閉まり、物語が終わります。
あなたの番です「扉の向こう」204号室 西村淳の感想
西村は確かに怪しい雰囲気が漂っていますが、決して根っからの悪人ではなさそうだなと言う印象でした。
ですが、「一家心中する」という言葉に異常に反応し、その言葉を聞いてから人が変わったようになったので、過去に何かあったのかな?ということは容易に想像できます。
誰かを殺すとか、そういう風には見えないので、黒幕と言う感じではなさそうですね。
ただ、お店を出しては潰しを繰り返しているので、今回のように恨まれて自ら命を絶った人がいてもおかしくないというのは確かですね。
それかあの怯えようは自分の知り合いが自殺してしまったとかなのかもしれませんね。
今回の西村の部屋も謎を残す回でしたね。
本編と言い、扉の向こうと言い、魅せ方がめちゃくちゃうまいですね。
最後の最後すごい怖いというか、どうなるの?この後…と考えさせられる終わり方が本当に面白いです。
最初、あなたの番ですを見だした時、住人多くて覚えられるかよ!!と思っていたのですが、もう名前も号室もスラスラ言える自分が怖いです。
どんだけハマってるんだか。
それだけ楽しいドラマです。
ドラマも終盤に向かっているのですが、全く謎が解けない複雑な物語です。
考察してもしても、斜め上を行くのでもうお手上げですね。
その分楽しませてもらっています。
今後の展開も楽しみです。
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本当に最高です。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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