あなたの番です「扉の向こう」黒島ちゃんの過去(後編)のネタバレ感想

あなたの番ですスピンオフドラマ「扉の向こう」黒島ちゃんの過去の後編が配信されました。

前編は16分でしたが後編は30分あり、なかなかの見ごたえがありました。

合わせると46分。本編と同じ長さ。

これをどうして本編でやらなかったのか・・・とても残念です。

今回の過去の扉で気になっていたことが明らかにされました。

詳しく書いていきます。

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黒島ちゃんの過去(後編)のあらすじネタバレ

普通ではないと気づく

普通にしてくれたらいいと父と母から育てられた黒島ちゃん。

何かにつけて

「普通に」「普通に」

という両親。

普通にではない彼女にとってその言葉は暴力に等しい行為だったようです。

普通ではないと自分でわかり、それをコントロール術を考え実践するようになっていました。

その一つが数学です。

数学の難問を解いている間は余計なことを考えなくていいとノートに数式をびっしり書いていきます。

その様子を母はすごい目で見つめていました。

そして父親に沙和はすこしおかしいと思うから心の病院に連れていこうかと相談するが「やめろ、そんなみっともないこと」と一蹴されます。

そして今のところ人様に迷惑かけていないし、そのうちまともになると信じてやるのが親だといい病院にはいきませんでした。

その言葉に納得する母親。

虐められている内山。

男3人に抑えられています。

そこに近づき手を差し伸べ助けます。

「何?どういう関係?」と言われますが、

「ないけど。」

と言い放ちその場を手をつなぎ一緒に離れます。

内山にどうして助けてくれたか聞くと

「普通のことやないですか?」と答える沙和。

普通じゃないとわかったことで逆にどうすればいいかわかってきたと言います。

台風の日の出来事

家庭教師の松井先生に内山を助けたことを伝えます。

普通ですよね?と言いますが、普通出来ないと言われてしまいます。

でも良いことだよと。

あんなことを言ったけど、沙和ちゃんは良い子だから気にしないように言います。

そしてもし気になるなるならお父さんとお母さんに・・・と言ったところで、両親に言ったら自分が普通じゃないと知ったらガッカリするだろうし、それでこの家が壊れるような気がするのでやめて欲しいと伝えます。

先生のおかげで明るくなったどうしたら良いか分かったと感謝して受験勉強に励むことにしました。

すると、母親が豪雨の中、傘を忘れた父親に傘を持って行くと声をかけます。

家で二人きりなった時、いきなり立ち上がり、先生の首をシャーペンで刺し血が吹き上がるという妄想をしてしまうのです。

歴史の勉強をしていたのですが、突然ノートに数式を書きだすので、先生が

「どうしたの?急に、数学始めて」

と言われると、先生を押し倒し椅子で頭を殴る妄想またしてもしてしまいます。

「休憩しようか、トイレ借りるね」と部屋を出ようとした先生を抑えて頭をバンバン扉で挟む妄想までしてしまい、止めることが出来ません。

実際には先生の手を掴んだだけで

「沙和ちゃん、出られないんだけど」と言われると

「ごめんなさい、ごめんなさい」と言って走って外の飛び出していきます。

恐怖で怯えている松井先生を残して。

大雨が降る中、シャーペンを手に持ち歩いていると、「お姉ちゃん、大丈夫?風邪ひくで」

と声をかけられます。

南さんの娘の穂香ちゃんでした。

バス停で雨宿りしている穂香ちゃんは友達と遊んでいて帰る途中に雨に降られてしまったのです。

疲れていないか聞き、近くにある小屋で休もうと声をかけて中に入っていきます。

暖かい小屋に入りホッとする穂香ちゃん。

一方で沙和は衝動が抑えられなくなり壁にあった紙を取り出し数式を書いて落ち着かせようとします。

それを見て穂香ちゃんは「二人で出来ることせんかえ?」とペンを取り、像を書きます。

絵しりとりやると黒島ちゃんに「はい、お姉ちゃんの番」とペンを渡します。

なかなか描かない黒島ちゃんに「え?わからんの?本当にわからんが?

変なの。」

その一言で溜まっていたものが爆発するかのように

「もっと楽しいことするき」

と言って、小屋にある斧やナタなどを地面に置いていきます。

「楽しいよ。楽しいよ。すっごくすっごく楽しいよ。

どれで遊ぶ?」

そして小屋から大量の返り血を浴びて出てきたのでした。

豪雨から2年後

豪雨から2年間は普通でいられることが出来ました。

模試の点が良かったご褒美に海に遊びに来た沙和と家庭教師の松井先生。

受験前にこんなところで遊んでいるのが見つかったら怒られると言う先生に、欲しいものは先生には手に入れられないという沙和。

どんな高級品?と聞く先生に笑って答える沙和。

二人はそのまま崖の頂上へ。

そこで2年前の豪雨のことを話し出します。

外に出たことを黙っていてくれたお礼を伝え、あの日何していたか聞きたいですか?と問います。

先生は「いい」と聞くことを拒否し、危ないから戻ろうと言います。

それでも話し出します。

2年前、女の子を殺したことを。

「やめろー!!」と叫ぶ松井先生の様子を見て先生が気づいてたことを知ります。

どうして何も聞かなかったのか聞くと

「信じてたんだよ」と先生は言いました。

自分の普通のフリが上手くいったと喜ぶ黒島ちゃん。

先生のおかげで2年間我慢して普通の人のように生きてこれたと言います。

でもそれも限界です。

何をしても全然楽しくないのです。

みんなが遊んで笑っている意味が分からないのです。

楽しかったのは2年前女の子を殺した時だけ。

でも普通の人にとっては楽しくなくて、あの子も全然楽しそうじゃなったと言って無理やり口角をあげてやっと笑ってくれたと言いました。

その告白を聞いて先生は

「ふざけるな。狂ってる。」と先生。

「今度は助けてくれんとですが?

やっぱり私消えたほうが良いんですね。」

「お前のしたことは許されることじゃない。

自首して、罪をつぐなえ」

と諭されますが

「ダメですよ。一人殺したくらいじゃ死刑にならん」

そういって先生に抱きつき一緒に海に落ちていきます。

ラッキーデーの謎

病院のベッドで目覚めた沙和は「また失敗」と言い、発狂し暴れかけると、物音がしました。

内山が部屋にいました。

「ごめんなさい」と小さくなる内山。

お見舞いのお花を置いて

帰ろうとすると「待って」と引き止めます。

松井先生の容態を確認すると、スマホでネットニュースの記事を見せます。

そこには「海水浴場で一人死亡、一人意識不明」とありました。

それを見て「運、良すぎ」とつぶやく沙和にさらに内山がスマホの牡羊座の画面を見せます。

「何?」と聞くと

「その日、牡羊座のラッキーデーでした」と伝えました。

そして内山は

「生きちょって良かったです。」と言います。

すると沙和は

「私のことなんでも知っちょおがやね」

「ごめんなさい」

「なんで?ストーカー?」

「ごめんなさい」

ごめんなさいと何度も謝る内山にどうしてか聞くと、助けてくれたからと。

すると沙和は

「ごめんね。それは私じゃないき。

知りたい?」

そういって内山の首を絞めながら

「これが、私」と言います。

苦しみながら内山は

「大丈夫です。だいじょ・う・・ぶ・・で・・・・す」と言うので、絞めていた手を離し

「何が? 何が大丈夫なが?」

「もしあなたのせいで死んでしもうても大丈夫です。」

「惜しいなぁ。でも命が軽い感じは素質あるよ。」

「ありがとう・・ございます。」

「理想には程遠いけど」

「あの、どうすればいいですか?」

「まず、笑って。」

そういって内山の口角をグッと上げました。

「なんで、ですか?」

「これから私がすることを楽しんでほしいから」

「はい」

「ずっと笑顔でちゃんと見ちょってや。

本当の私を。」

そういってニヤリと笑顔を浮かべました。

翔太が南の異変に気付く

頭の狂った黒島沙和に娘を殺されて納得なんてできない!!と怒りをあらわにする南さん。

それに対して翔太は、自分のことを大切に出来なかったから人の命も大切に出来ないと持論を唱えました。

人を巻き込んだ自殺ですか?とさらに呆れる南に、翔太は鋭く突っ込みます。

南さんは少しわかりませんか?と。

荷物をまとめていたのは引っ越しのためではなく、誰にも迷惑をかけないように、自殺するつもりなんじゃないかと推理していました。

そういわれて「ブルですよ。ブル」

とだんだん涙目になっていく南さん。

いまさら売れない芸人続けても何の意味もない、一番笑顔にしたい相手がいないんだから。という南さんに大切な人は背後霊とか心の中にとかではなくてちゃんといるということを伝える翔太。

菜奈ちゃんの為に復讐をしようと始めたころは、犯人をというか、マンションの住人全員本気で殺そうと思っていたと、自分のことも人のこともどうでもいいと思っていたと言います。

あの時の自分は黒島ちゃんとそう変わらなかった。

菜奈ちゃんの為にって始めた復讐だったけれど、止めてくれたのもの菜奈ちゃんだった。

大切な人は、いなくなってのいると伝えます。

南さんだって穂香ちゃんのために、今日ここまで生きてきた。

だから二人とも大切な誰かの為にここまで生きてきたってことは大切な誰かに生かせれてきたってことじゃないですか?

これからも大切な誰かの為に全力で生きましょうよ。と南さんに言葉をかける翔太でした。

残された人たちも前を向いて生きる

二階堂の部屋ではAIに入力された黒島ちゃんの情報をなかなか消すことの出来ない自分に悩んでいるどーやん。

そこに翔太が訪れます。

AI菜奈ちゃんのデータを消してほしいとお願いに来たのです。

その申し出に「出来ません。消せないです」というどーやん。

「あんなに愛した人なのに、すぐ消せるんですか?

僕は消せません。

あんなことした人なのに、すぐにでも消すべきなのに消せません。」

そう言って涙目で、自分がなかなか黒島ちゃんのデーターを消せずにいることを言うと、

「俺はさ、AI菜奈ちゃんを消してほしいだけだよ。」

と言って翔太君が思いっきりどーやんを抱きしめました。

「菜奈ちゃんはさ、消えないよ。消すつもりもないし。

消えないからさ、愛なんだよ」

それを聞いて

「じゃあ、消しません。

AI菜奈さんも消しません」

え?え?なんで?と戸惑う翔太に貴重なデータなんで、修士論文で出すのでむしろもっと使って研究に貢献してくださいと前向き発言になっていました。

翔太の家ではポーク南蛮を作って食べていました。

菜奈ちゃんとチキン南蛮を食べているときに、チキンが美味しいのか南蛮が美味しいのかって言うのを話していた答えが出ましたね。

南蛮が美味しいんだと納得していた翔太君でした。

黒島ちゃんの意思を受け継がれるのか?

少年院で一人、読書をする榎本総一。

読んでいるのはかつて黒島沙和から貰った「宮沢賢治全集」

一番最後まで読み、背表紙の間に手紙が挟んであるのに気づきます。

そこには黒島沙和からの手紙が。

今までの経緯が細かく書かれています。

両親に「普通に」と育てられたこと。

気持ちをコントロールするために数学に打ち込んだこと。

5年前に少女を殺したこと。

崖から飛び降り運よく助かったこと。

そして最後にこう締めくくられていました。

「今まで私がやってきたこと。

私が歩んできた道のりです。

人とは違うことに苦しんだと思います。

これからも苦しみ続けると思います。

でもこれだけはわかって欲しい。

あなたは、一人じゃない。

私は私の生きたいように生きました。

あなたもあなたの生きたいように生きて良い。

やりたいように、やりたいようにやって良い。

次は・・・

あなたの番です。」

それを読んでうっすらと笑みを浮かべる総一でした。

黒島ちゃんの過去(後編)の感想

黒島沙和はとにかく普通にじゃない自分に気付いていたけれど、その気持ちをコントロールするために、数学に打ち込んだり、どうにかその衝動を抑える努力はしていたんですよね。

でもどうしても抑えられなかった。

何回も自殺しているけれど、それも成功せず、どうしようもなかった。

一番最初に南さんの子供を殺したけれど、あれで欲求が解消されたのか一度は2年間我慢するんですよね。

その後、本当にその欲求のタガが外れてしまったのは、完全に内山との出会いによるものですね。

あの時に「大丈夫」と自分を認めてくれる存在がいるということが分かってそして笑顔で見守らせることで、承認欲求も満たされていたのでしょう。

イケないことだとはわかっていたので、誰も認めてくれなかったし、自分も抑えこもうとしていたけど、それをせずとも大丈夫と言ってくれる存在がいたのが大きかったのではないでしょうか?

それは総一にあてた最後の手紙でも書いていました。

人とは違うことに苦しんだと。

そして一人じゃないと言うことが救われるということを自分もわかっていたから、総一へ手紙を送った。

そしてまた一人殺人鬼を目覚めさせる結果になってしまうんでしょうね。

怖い。もうホントに怖いです。

あなたの番です。

って最後の最後でうまいこと使ったなって感じですね。

総一のこともサイコパスだということを早くから気づいていたのんですよね。

本編では全くそんなそぶりを見せなかったのでそこもわかってスッキリしました。

総一に宛てた手紙には交換殺人ゲームの全貌が明らかになる前だったので、過去のことしか書いていませんが、総一が読んだころには黒島ちゃんがマンション内でたくさんの人を殺したことが明らかになると、それを知った総一は黒島ちゃんをカリスマ的存在に感じるようになるんでしょうか?

めっちゃ怖いんですけど。

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「扉の向こう」黒島ちゃんの過去で明らかになったこと まとめ

ここで明らかになったことをまとめると、

  • 南さんの娘が殺された全貌
  • 家庭教師の松井先生が亡くなった経緯
  • ラッキーデーの意味
  • 内山が不気味に笑っている意味
  • 南さんが自殺しようとしていたこと
  • その自殺を翔太がとめたこと
  • 早苗の息子総一に黒島が手紙を託していたこと

本当にこれ、本編でやってほしかった内容ですよね。

ただ本編は犯人が分かるまでのスリルある展開とヒントの散りばめ方とか、最高に楽しかったので、そういう推理したり、考察したりしていた本編とはやはりテイストが違って物足りなさを覚える感じもしますよね。

考えたり探したりするのが楽しい絵本とかで、最後についている答えが書いてある本って言う感じ。

わからないままだとスッキリしないので、最後答え見ちゃおう。って言う感じ。

だからやっぱり本編でやらなくて良かったのかな?

どっちやねん。って感じですけど。

もうでもほんと、最後、総一にサイコパス伝授すんなよって思いましたよね。

続編あるんでしょうかね?

もし続編があるならば、倒叙ミステリーのように犯人(総一)がわかった状態でスタートするやり方でハラハラさせてくれるドラマを作れたら最高に面白いでしょうね。

これで続編出来たらもう天才ですね。

あと2回Huluで「未回収を回収しますsp(仮題)」があるようですので、最後まで楽しみたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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