他人事ではなかった待機児童問題

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待機児童問題を考える

2016年の流行語大賞にも取り上げられ大いに話題になった
「保育園落ちた日本死ね」という匿名サイトでのブログ。

本当にこのブログに訴えというのか叫びというのか
心に突き刺さるものがあり
同じ子どもを持つ母として
大いに共感できるものがありました。

国会議員に対して
オリンピックに何百億もかけてんじゃねー
エンブレム作るのに有名なデザイナーとかつかって金使うくらいなら
保育園作ってくれ!
って切実に訴えています。

保育園作れてないなら児童手当を20万にしろとかも(笑)
児童手当20万くれたら子ども産む人めっちゃ増えるでしょうね。
少子化問題が一気に解決ですね。

根本的な問題を突いていますよね。

女性が活躍する社会を!
と言いつつも実際に女性が結婚して妊娠、出産したら活躍できる職場が
どれくらいあるでしょうか?
子どもがいる前と同じように働ける環境って本当に少ないのが現状だと思います。

結局は保育園を諦める人が多い現状

私自身も働きたいと思い、まずは向かった市役所でその現状に驚きました。

2014年当時で0歳児の待機児童が45人でした。

育休中の人を含めての人数でしたのでまだまだこれから仕事を探そうって段階の私にとって
その数字は絶望的でした。

結局私は0・1・2歳で保育園に入れることを諦めることに。

友達のママさんは育休明けにも保育園に入れずそれだと仕事をやめなければいけなくなるので
なんとかして認可外での保育園を探して入れていました。
費用も高いし遠いし、でも会社は辞めるわけにはいかないので仕方なくの選択でした。

待機児童0!などと言っている市もありますが待機児童の定義に以下のことがあります。

厚生労働省の統計では2003年度以降、“他に入所可能な保育所があるにもかかわらず第1希望の保育所に入所するために待機している児童”や“地方単独保育事業を利用しながら待機している児童”は、待機児童から除かれている。このため実質的な待機児童数は公表されている統計よりも多いとみられ、「潜在的待機児童」として取り上げることもある。

引用元:Wikipedia

こういう事情から預ける側からすれば決して満足いかない制度で
家からとても遠い場所に通っていたり、バカ高い保育料の認可外施設に預けたり、兄弟で別々の保育園に通う子どももたくさんいます。

では保育園に入れない子どもを持つ母は働けないのか?
答えはNOです!

実際私は市の保育園に入れることは早い時点で無理だと決断して諦めましたが
娘が1歳4か月で仕事を始めました。

どうしたのか?
答えは託児所の併設している企業に勤めたのです。

託児所のある企業も今では少しずつ増えてきているようです。

病院関係は病院の中に託児所のあるところも多いです。
介護施設も託児所があるところもあります。
東京では大企業の中で託児所が併設されているところもあります。

託児所が企業内に併設されている場合は特に子どもの体調不良などによる
お休みによる職務に対してのしわ寄せなどをみんなでフォローしあえる環境が
整っているところが多いと思います。

保育園に預けて仕事をしている職場よりも子どもを持って仕事をすることの大変さを
理解してもらえる傾向にあると思います。

実際私の職場も子どものが熱を出したり体調不良でお休みした時の協力体制は素晴らしいです。
お互い様というところもあるので誰もが協力的になれます。

本当にこのような企業が増えるなり、保育園が増えるなり、
日本の未来を担っていく子どもたちが安心して暮らしていける社会になってほしいと願いばかりです。

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