出産の辛さや痛みなどの情報は溢れるくらい世の中にはいっぱいあったのである程度覚悟出来ていましたし気持ちの持ち方で赤ちゃんを想って出産に挑めました。
問題はその後でした。
目次
出産以上に辛かったこと
出産前によく準備するものの中に2カップアップしたブラジャーと言うのがありました。
妊娠するとだんだんおっぱいが大きくなると言うのですが私妊娠中ほとんどおっぱい大きくならなかったんです。
もともと小っちゃいおっぱいだったのですごく期待してたんですけど残念でした。
出産前におっぱいマッサージするように言われてやってはいましたが痛みと重要性を理解してなったのでそれほどしっかりやっていませんでした。
そのせいか出産後すぐにはおっぱいが出ず泣くことになります。
赤ちゃんは上手に頑張って吸ってくれますが出ないのでずっと吸って疲れて寝ます。
でもお腹すいてるからすぐに起きます。
これの繰り返しです。
助産師さんに産まれてすぐの赤ちゃんはお弁当持ってきてるから飲まなくても大丈夫!
と励ましてくれました。
初日赤ちゃんの体重を見ながら足りなければブドウ糖を飲ましてくれます。
二日後からミルクを足してくれるのですが基本的には赤ちゃんに吸わせて刺激で出すのが一番の近道なのでそう簡単にはミルクはあげません。
特に私の入院した産婦人科は母乳育児を推進していたところだったので余計だったかもしれません。
2人部屋だったので余計に辛かったです。
部屋で泣いたら隣の赤ちゃんが起きたら申し訳ないのですぐに部屋を出て授乳室に行きます。
2、3時間間隔ですがおっぱい出ないから飲んでる時間も長くて30分以上。
それが昼も夜中も関係なく続きます。
赤ちゃん頑張って飲んでるのにおっぱい出なくてゴメンね。
とただただ泣けました。産後でホルモンバランスが崩れているからかもしれません。
とにかくすごい泣けました。
大事なことは人と比べないこと
授乳室ではおっぱいあげる前に溜まっているおっぱいをタオルに出してからあげるのですが私は少しにじみ出るくらいだったのに対してピューピュー水鉄砲くらい出る人もいるんです。
そんな人がとても羨ましくてなんで私のおっぱいは出ないんだよ。と1人ポロポロ泣いてました。
人と比べても仕方ないのに。
後から助産師さんに聞いたのですがピューピューおっぱいが出ていたママさんはおっぱいが出過ぎて乳腺炎になって熱が出て2回目のお産で今回乳腺炎になったらおっぱいを切らないといけないので泣く泣く薬を飲んでおっぱいを止めることになったということでした。
羨んでいたのにそんなことになってたなんて。
それぞれ人によって違うんだ。と強く思いました。
そのママさんだってきっと母乳をあげたかっただろうに。
もしかしたら部屋で泣いていたかもしれません。
人と比べてもだめだと思いました。
頑張った甲斐あり少しづつ赤ちゃんの体重が増える
母乳がどれくらい出てるか計る方法が原始的過ぎて驚きました。
まずおっぱいを飲む前の赤ちゃんの体重を計った後に飲んだ後の体重を計ると言う単純なやり方です。
それで体重がどれだけ増えたかで母乳がどれだけ出ているかみるんですね。
2,3日は体重も増えずミルクも足してもらっていましたが退院する頃には順調に体重も増えていきました。
おっぱいがきゅーんと張る感じもわかってきました。
睡眠不足と焦りで不安になりましたが今となればそうやってしんどい思いして乗り越えた日があったのでそれから退院した後が楽だったのかなと思います。
多分今だったらおっぱいも夜だと添い乳しまくって楽だと思います。
実際に3人目のママさんがいましたがその方は余裕でしたよ。
赤ちゃんを助産師さんに預けて売店でアイスとか買ってましたし。
私部屋から一歩も離れることができませんでした。
今考えたら全然余裕なかったなって感じです。
一人目の出産はそれ程余裕がなくて周りが見えなくなってしまいます。
比べるのはだめですが余裕のあるママから学ぶの良いですね。
なんかそのママを見てるとそんな感じでも良いんやぁっと少し気持ちが軽くなりました。
考えるとママはこうでなくちゃいけないって一番自分が自分の首をしめていたようにも思います。
出産の痛さよりも出産後のほうがいろいろわからず悩みましたのでそのことも知っていると楽かもしれません。