最初は夜中の授乳もベッドから起こして抱っこスタイルであげていたおっぱい。
6月生まれの我が子は夜の授乳も寒さ知らずで快適でした。
むしろ暑いくらい。
でもどんどんと季節が進み、母も慣れてきた頃に添い乳を覚えます。
初めて添い乳をマスターした時の身体の楽な事!
なんでもっと早くトライせんかったんやろうと思いましたよ。
目次
添い乳をマスター夜の授乳が快適に
添い乳をマスターすると夜の授乳がとても楽になります。
起き上がって抱っこしてあげなくて済むので寒い時期は添い乳でないと乗り越えられなかったと思います。
夜の寒さに加えて授乳の時に頭を支えている左手が変な力が入ったのか徐々に痛くなりその頃は完全に腱鞘炎を発症していました。
サポーターをしないと抱っこできないくらい痛みだした手をかばうためにも添い乳は必須でした。
添い乳は身体を休めるのには本当に良い手段でしたがメリットだけではなくてデメリットもありますのでそちらもご理解したうえで判断してくださいね。
添い乳メリット
- 母親の身体が楽
- 寝てから動かさないので赤ちゃんが起きない(背中スイッチ発動回避)
- 寒い夜に暖かい布団の中であげられる
- 母親のぬくもりで赤ちゃんが安心して寝る
- 寝付くまでが早い
添い乳デメリット
- 母親が深い眠りに入り覆いかぶさって赤ちゃんが窒息死する危険もある
- 吐き戻したおっぱいで窒息することも
- 母親以外の人に寝かしつけを頼めない
- 偏ったおっぱいのあげかたで乳腺炎になることもある
- 赤ちゃんの眠りが浅くなる
- おっぱいに依存して卒乳が遅くなる可能性も
- 母乳が虫歯の直接原因ではないが離乳食を食べ始めたてからの添い乳は虫歯になるリスクが上がる
こうやってみるとデメリットのほうが大きいような気がしないでもないですね。
1と2は赤ちゃんの命に関わることなのでそこはしっかりと考えなければいけません。
母親は赤ちゃんの「フニャ」っていう鳴き声でさえ敏感に反応して起きるように出来ているので睡眠薬やお酒を飲んでいない限りは赤ちゃんを窒息させるほどの深い眠りにつくのは考えにくいですが実際事故もおこっていますので他人事ではないかもしれません。
東京慈恵会医科大学法医学教室による解剖データの分析から、『乳児窒息死因の原因として、添い乳による覆い被さりが関わるケースが多い』ということも分かっています。
添い乳していても眠ってしまわないように赤ちゃんの様子をみて月齢が低くて吐き戻ししやすい子は添い乳でもゲップはさせたほうが良いと思います。
添い乳が慣れてきて快適→だんだんと夜何回も起きるようになる
添い乳覚えて私の身体も休めるし快適!快適!と思っていたのも束の間、寝ながら飲むことに慣れてきたのかすぐにフニャフニャ起きる。
そしておっぱい!ちょっと飲んでまた寝る。すぐ起きてまたちょっと飲むの悪循環に陥ります。
身体を起こして授乳しているわけではないので楽と言えば楽なんですがぐっすり眠れないという辛さ。
そこで困った私はインターネットでいろいろ調べたり本を読んだりして「寝言泣き」というのがあることを知ります。
「寝言泣き」を制すると夜寝てくれるようになりました!
ではその寝言泣きとはなんでしょうか?
赤ちゃんは大人よりも睡眠周期が短くて40~60分に浅い眠りになります。
その浅い眠りの時に大人は寝言を言ったり寝返りをしたりします。
まだ言葉を発することが出来ない赤ちゃんの寝言は泣くことでそれが「寝言泣き」とよばれるものです。
夜寝ているときに1時間おきに泣いているのはママに何かしてほしいのではなくてただ寝言泣きかもしれないということです。
そこでおっぱいをあげたりオムツを替えたりすることは寝言を言ってる人を無理矢理起こすのと同じことです。
寝言泣きは5分くらい様子を見ているとフニャフニャ泣いたと思ってもしばらくすると自分で寝ていくとのこと。
ミルク育児で育てている人はその「寝言泣き」をうまくやりこなせるようですが母乳育児の人はおっぱいの量もあげる間隔もバラバラなのですぐにおっぱいに頼ってしまいがちです。
それを知って実践すると本当にその通りでビックリです。
おっぱいが安眠グッズになるとそれがないと寝られなくなってしまいますのでそうなる前に「寝言泣き」を知ることができて良かったです。
それから夜中の授乳スタイルは添い乳でも泣いたらあげるのではなく時間を見て「寝言泣き」なのか空腹で泣いているのか判断して回数を決めてあげることでとってもスムーズになりました。
添い乳のことを知って自分なりにスタイルをみつけましょう
メリットもデメリットも知ったうえで上手に利用していきましょう。
私がもし二人目を授かったら間違いなく添い乳すると思います。
添い乳も授乳スタイルのひとつですからね。
デメリットを回避して快適に育児スキルをアップして笑顔で過ごす時間を増やしてくださいね。